第150章 一つ入って付き添いをする?

柳田母は、彼女の一言に言葉を失った。頭の中で何度も噛み砕いてから、ようやく歯切れ悪く尋ねる。

「……柳田智樹が、どうやって恐喝したっていうの?」

「交際中の写真をネタに、200万を要求しました」有岡里穂は彼らを見据えた。瞳の奥に、温度は一欠片もない。

それを聞いた柳田母は一瞬きょとんとして、すぐ鼻で笑う。

「そんなことで? 写真が数枚あるだけで、うちの息子を刑務所に入れるっていうの?」

「そうよ。前におばさんが入院したとき、あなた100万出したじゃない。200万だって払えないわけないでしょ。もういいわ、これは恋人同士のちょっとした喧嘩ってことで。こっちも追及しないから。美愛、いい子...

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